第20節気は小雪(しょうせつ)「黒色の食べ物がおすすめ」【二十四節気の暮らしのヒント】
第20節気 小雪(しょうせつ)11月22日~12月6日
「小雪」とは、紅葉が落ち始め、北の国は山頂や山々ではチラチラと雪が降り始めた頃です。小雪の節は天気も乾燥しています。この季節には、多めに黒い食べ物を食べることが良いです。黒色の食べ物は、黒ゴマ、黒キクラゲなどです。これらの食べ物は、速やかに体に暖かくします。黒豆と黒ナツメ、えのき、海老、魚は、腎気を補うだけではなく、寒さを抵抗することで良い保健機能を持っています。小雪の後、自然界は、万物蔵の段階に入ります。腎気は、相対的に旺盛になります。冬季の飲食の調理は、塩辛い食べ物を食べすぎると、元々の、やや興奮の腎水を更に亢進し、心陽を減ってしまいますので、控えましょう。冬の飲食の原則は、塩辛い食べ物を減らし、減鹹増苦、腎水抵抗、心気滋養により、人体の陰陽バランスを維持します。