【夏の養生】夏におすすめの食材を紹介。「暑さを上手く乗り切ろう」
夏の養生
7月23日、大暑の日です。私は「患者会ケアリングサロン」よりお招き頂き、「中国医学と四季の養生――第一話:夏の養生」の話をいたしました。
「天人合一」とは人が自然環境や気候の変化と密接かつ不可分の関係にあること。“健康と長寿を欲するなら、四季の変化に従い、食から身体の調子を調整する”という中国古代からの養生法があります。
夏には陽気の成長が一番旺盛な時期になり、とどこおりなく養い育む陽気こそが重要です。クーラーの使い過ぎや冷たい飲食の取りすぎないように気をつけましょう。また、暑さに伴う湿気を緩和する必要があります。
夏の食材と言うと
① 清熱類:セロリ、白菜、苦瓜、トマト、さつまいも、レタス、チンゲンサイ、茄子、緑豆、豚肉、西瓜、バナナ、さとうきび、りんご、梨など。
② 去湿類:金針菜、冬瓜、赤小豆など。
③ 行気消食類:薤白、大根、グリーンピース、ジャスミン茶、蜜柑など
大暑から8月7日(立秋まで)、一年中一番熱い時期だと言われています。夏の亜健康にならないように、十分な水分を取り、夏の食材を利用して健康を守りましょう。