【北京五輪で話題】二十四節気(にじゅうしせっき)とは?健康に生きるための「昔の人の知恵」
こんにちは、ゆいレール壺川駅から徒歩約3分、
あなたの「病気にならない身体づくり」を
お手伝いする自然療法センターです。
北京五輪開会式のテーマとして話題になった「二十四節気(にじゅうしせっき)」。
今回は「二十四節気ってなに?」というあなたに、
中国医学研究家の立場から解説します。
いきなりですが、余談になります。
(すぐ本題に移りたい方は飛ばしてください)
中国の世界的な映画監督チャン・イーモウ(張 芸謀)が演出を務めた、
二十四節気をつなげた開会式のカウントダウン。
中国の伝統的文化とオリンピック開会式が完璧に融合されており、
華やかな演出に感動した人も少なくないのではないでしょうか?
実は、張 芸謀が「二十四節気」をテーマにしようと思ったきっかけは、本当に偶然から生まれたようです。彼が何をテーマにしようかと悩んでいたところ、たまたま開会式の2月4日が二十四節気の始まり「立春」で、そこから着想を得たと言われています。
実際のカウントダウンセレモニーでは、立春の次の節気「雨水」から始まり、順番に一個ずつ映像とともに演出し、最後を「立春」で締めました。
二十四節気とは?
さて、ここからが本題です。
そもそも、二十四節気とは何でしょうか?
二十四節気とは季節の変わり目の目安となるもので、春夏秋冬の4つの季節をより細かく24分割し、それぞれに名称をつけたものです。(上図参照)
もともとは、古代中国に生まれた考え方で、農業を行うときのカレンダーや、衣食住の生活を営むときの有効なツールとして活用されてきました。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産リストに登録されるほど、中国の文化や生活に影響を与えてきた概念です。
「二十四節気」には健康に近づくヒントがたくさん
そんな「二十四節気」を日常の生活に上手く取り入れることで、体の状態を調節・改善し健康を保つことができる、ということを知っていますか?
ここでは詳しく紹介できないですが、それぞれの節季ごとに食べるといい食べ物や、行うといい健康法があるのです。(詳しくは【二十四節気に学ぶ新しい健康法】)
天人合一(てんじんごういつ)という言葉が表すように、人は自然環境や気候の変化と密接かつ不可分の関係にあり、二十四節気は、まさに、自然や気候の変化のルールといえます。
それぞれの節気ごとに気圧・気温・湿度の特徴が決まっており、四季の変化、温度の変化や天気の現象に与える影響が異なってきます。例えば、「大暑」「大寒」はそれぞれが、暑さや寒さが最も厳しくなるときを表します。
つまり、その特徴を押さえて、節気ごとのルールに従って生活することが健康に近づく道しるべになるのです。
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以上、「二十四節気」ついて紹介しました!節気ごとの変化を意識して、食事や普段の行動を見直してみることで、より健康的な生活を送れるようになります。
自著になりますが、二十四節気ごとに合わせた体と心の整え方として、「二十四節気の養生レシピ本」(2021年11月)を出版しましたので、節気ごとの具体的な健康法が知りたい方はぜひ読んでみてください。(北京オリンピック開会式のテーマと重なったのは「運命」だと感じています)
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